ウグイスは、春になると、ホーホケキョという鳴き声で鳴きます。

春以外にも鳴くこともありますが、夏や秋などはどんな風にすごしているのでしょうか?

調べてみました。

ウグイス どこ

ウグイスは春以外はどこにいるのか?

ウグイスは、渡り鳥ではないので、季節によって移動をしたりするわけではありません。

山の高所に住んでいるウグイスの場合などは、寒い時期になると温かい場所へと移動をしてきますが、渡り鳥のように、大きく移動をするという事はありません。

ウグイスが、春以外に居ないと感じる原因は、ウグイスの姿を見ることが難しい事と、ホーホケキョという鳴き声が原因となっています。

ウグイスは警戒心が強いので人間の住んでいる場所には、あまり現れず鳴き声だけでウグイスがいると判断していることが、夏や冬にウグイスをあまり見かけることが無い理由ではないでしょうか。

ウグイスの生態

ウグイスは、寿命は8年ぐらいの野鳥です。

卵から孵化をすると、2週間ほどで成鳥となり、その後は巣立ちをしていきます。

オスは自分の縄張りを決めると、ホーホケキョという鳴き声で、自分の縄張りをアピールをしてメスを縄張りに呼び寄せます。

メスと共寝をしたあとは、2週間ほどで卵を産みます。

卵は、1度に4~6個ほど産みます。

ヒナにエサを運んできたりする役はメスの役目で、オスは直接は子育てや巣作りに関わることはなく、メスの周りに敵が来ないように、ホーホケキョという鳴き声で縄張りにはいる敵を威嚇したり、危険を知らせたり、新しいメスを呼んだりと鳴きます。

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ウグイスの冬

ウグイスは、冬の時期は、繁殖期ではないので静かに暮らしています。

暖かい時期は、昆虫やクモなどをエサとして食べていましたが、冬になると木の実や草の種などを食べるようになります。

オスは、繁殖期にはホーホケキョと鳴きますが、冬場はエサが少なくなる事もあり、繁殖期ではなくなり、おとなしくなります。

冬を越すために、山から人里に降りてくる事もあり、暖かい場所ですごします。

巣をつくるのも寒くなってきてからで、枯れた笹の葉や草などと枝で巣を作ります。

まとめ

ウグイスは春だけではなく、一年中います。

繁殖期にだけホーホケキョと鳴くので、それ以外の時期は居ないと感じますが、警戒心が高い鳥なので人目につかないだけです。

冬場は、巣のある周辺で、木の実などを食べて冬を越すそうです。

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