小さくて丸っこく、尾羽をピンと伸ばした姿は人の目には可愛く映り、暖かな時期には印象深い鳴き声が耳に優しく入り、心も暖かくしてくれます。

そんなウグイスを、すぐ側に置いて愛でたいという気持ちはわかりますが、今の時代では、飼育したい欲求を抑える必要があります。

ウグイス 飼育 違法 許可

ウグイスの飼育は許可がないと違法になる

奈良時代の書物からウグイスの字が見られるように、古い時代から日本人に愛され続けており、飼育されることが多かったウグイスですが、現在では特別な許可がないと違法とされています。

つまり、捕獲と飼育が禁止されているのです。

どうしてウグイスの飼育は違法なの?

その愛くるしい姿と美しい鳴き声のために、ウグイスの捕獲と飼育は室町時代や江戸時代など、昔から何度も流行していました。

乱獲のために絶滅してしまうのではないかと、ようやく都道府県が保護に向かって動き出したのは戦後の1950年のことでした。

愛玩飼養制度の始まりです。

動き出したのは良いのですが、いきなり全てを禁止にしたら混乱を招く恐れがあるためにその歩みは遅く、最初はウグイスを含めた7種以外の鳥の捕獲と飼育は認めないというものでした。

1979年には5種に減りましたが、まだウグイスは含まれています。

翌年の1980年に、やっとウグイスが除外され、時代が進むにつれて他の種も徐々に減って行き、2011年には全種類の鳥の捕獲と飼育が禁止されたのです。

鳥獣保護法も関わっているために、現在では違法となっています。

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許可はどうもらえばいいの?

本来ならば、ウグイスがどのような状態であっても、そのまま自然に任せるのが一番とされていますが、どうしても見捨ててはおけない状態であったなら、動物病院、都道府県の役所、保健所などに相談して、捕獲許可や飼養登録などの手続きが必要になってきます。

海外から輸入されたウグイスで、輸入証明などを所持していたら、上記のような手続きは必要ありません。

まとめ

許可されたウグイス以外は、飼育が違法となっていますが、いまだにこっそりと捕まえて飼育している密猟者がいるのが現状です。

世間にわからないように売れば儲けになりますし、手元に置いて、その姿や声を愛でたいものですが、自然の中で見える姿、聞こえる声が一番輝いていると考えられるようになってほしいものです。

ちょっと山や森、緑の多い公園などに足を運んでバードウォッチングするのも悪くないと思います。

千年以上昔にウグイスが愛されていたように、これから千年先まで静かに愛されると良いですね。

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