春の訪れを告げると言われるウグイスですが、見る機会も少ない鳥です。

ウグイスにはどのような習性があるのでしょうか。

ウグイス 習性

ウグイスの習性

様々な面でのウグイスの習性を紹介します

生息環境

巣を作る場所は、日当たりが良い場所を好むようです。

木が密集している場所を選ぶことが多く、中でも葉が茂っている場所に巣を作る傾向にあるようです。

また、餌を取りに行くときは遠いと数十キロの移動もすることがあるようですが、周りに餌が多い場所に巣を作ることが多いようです。

巣で寝ることは少ないようです。

抱卵期と育雛期の数日以外は、巣から数十センチの所で寝るみたいです。

巣がねぐらというわけではないのですね。

繁殖期

ウグイスの繁殖期は二月下旬頃から始まります。

そこからつがいになる相手を見つけ、巣作りが始まります。

オスが相手を見つけるために鳴くので、ウグイスの鳴き声が聞こえたらオスが鳴いているということです。

また、春前に鳴き始めるのでウグイスが鳴くと春が来ると言われています。

ホルモンバランスが変わる

ウグイスは春になると性ホルモンバランスが変わります。

昼間の時間が長くなることが関係しているようです。

こうなるとオスはさえずり、メスは卵を産むための体制に変わります。

ウグイスは雑食です。

夏は小さい虫を主に食べますが、冬になると木の実や種などを食べます。

飼育されているウグイスにはすり餌を与えることが多いようです。

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ウグイスを保護した時の注意点

ウグイスを飼うことは基本的に禁止となっていますが、保護した時は許可があれば一時的に飼育が認められます。

その時の注意点を紹介します。

ウグイスは臆病

普段人前に出ないことから分かるように、ウグイスは臆病で人がいると逃げるほど警戒心が強い鳥です。

保護することは良いことですが、餌の時間や傷の手当て以外では下手に近づかない方がいいかもしれません。

ストレスに弱い

ウグイスを飼おうとして、可愛がっているつもりがストレスを与えてしまい命を落とした例もあるようです。

体温が下がるのも悪影響なので、温かい状態を保ちましょう。

事前にしっかりと調べてから、ストレスを最小限に抑えるようにしましょう。

まとめ

普段見る機会のないウグイスは、人がいないところに巣を作るようですね。

巣とねぐらが違うというのも特徴的だと思います。

また、繁殖期に入ることで性ホルモンバランスのも変化が出ます。

雑食なので、1年通して食糧はあるようです。

保護した時は、強い警戒心やストレスに弱い特徴もあるので細心の注意を払って飼育しましょう。

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