ウグイスの鳴き声を聴いていて、あれ、どこかおかしいと思ったことはありませんか?
たまに耳慣れた心地よい音程とズレた鳴き声で鳴いてしまうウグイスがいます。
なぜこういったことが起こってしまうのでしょうか?
調べてみました。
目次
鳴き方が下手なウグイスがいる3つの理由とは?
ウグイスの中にも鳴くことが苦手なものがいます。
苦手になってしまった理由もいくつか考えられます。
今回は、ウグイスが下手な鳴き声になってしまった理由を紹介していきます。
まだまだ鳴き声を練習中の若いウグイスだった!
ウグイスは、生まれてすぐに親と同じように美しい鳴き声を発することができるわけではありません。
親の鳴き声をお手本にして、子どもはそれをマネしてあの鳴き声を習得していきます。
最初から親鳥と同じように上手に鳴けるウグイスは、ほとんどいないでしょう。
ですから、まだまだ練習段階の若いウグイスが鳴いていた可能性は充分に考えられます。
この場合、練習を積み重ねていくうちに親の鳴き声にだんだんと近づいていきます。
鳴き声のお手本となる親ウグイスが下手だった!
人間にも歌うことが苦手な人がいるように、ウグイスにも鳴くことが不得手なものもいます。
生まれつき音を発しにくいような構造をしているのかもしれません。
あるいは、聞き取った音を自分で再現する能力が劣っているのかもしれません。
人間の社会では良識の範囲内であれば、どんな個性であっても受け入れてもらえる可能性はあります。
しかし、自然界では美しい鳴き声を発することができなければ、パートナーを獲得することは難しくなってしまいます。
なかなか練習をしてもうまくなれないウグイス!
上で紹介したようにウグイスは成長過程において、後天的に鳴き声を習得していきます。
その過程において、お手本となる親の鳴き声がおかしかったという場合も考えられます。
親の鳴き声をお手本としますから、お手本がズレていたら子どもの鳴き声も変になってしまいます。
このように本人の努力不足ではなく、練習環境が要因になっている可能性も考えられます。
鳴きかたの下手なウグイス pic.twitter.com/dKmVD0kOby
— 秋 的 🐦 (@ikuhanotoda) 2017年5月20日
まとめ
練習中であったり、お手本が悪かったり、音を発することが苦手だったり、鳴くのが苦手な理由が考えられます。
ウグイスにとって鳴くという行為は、生活全般に関わる大切なことです。
ですから、苦手なウグイスは子育てをする機会を持つことが厳しいかもしれませんね。