ウグイスはオオルリ、コマドリと同じく日本三大鳴鳥の1つであり、その美しいさえずりで春を告げる鳥としても有名ですが、ウグイスとメジロは多くの人が間違いやすいとも言われています。

では何故間違いやすいのでしょうか?

今回はウグイスとメジロのそれぞれの特徴について見ていきたいと思います。

ウグイス メジロ 間違い

ウグイスとメジロは何故間違いやすいのか?

そもそもウグスとメジロは何故間違いやすいのでしょうか?

理由の1つにウグイスの「ホーホケキョ」というさえずりが聞こえたときに梅の木にウグイス色の鳥が止まっていたのを見て、その鳥がウグイスと勘違いしてしまったと言われています。

実はそのウグイス色の鳥はグイスではなくメジロです。

ウグイスは警戒心が強い鳥のため、人前に姿を現すことはほとんどないと言われています。

では、そんなウグイスとメジロのそれぞれの特徴を見ていきましょう。

ウグイスの特徴

ウグイスは春告げ鳥とも呼ばれており、体長はオスが15センチ、メスはオスよりも2センチほど小さくスズメとほぼ同じ大きさの鳥です。

ウグイスという名前から想像するような鮮やか黄緑色ではなく、茶色に近い黄緑色をしています。

ウグイスという名前の由来は江戸時代に女性の間でウグイスの色に似ている褐色がかった黄緑色が染め物として好まれ、その染め物がウグイス色と呼ばれていたことからきたと言われています。

ウグイスの代名詞ともいえる「ホーホケキョ」という美しいさえずりはオスのみで、求愛行動や縄張り宣言といった意味を持ちます。

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メジロの特徴

メジロはウグイスよりも体長12センチと小さく、鮮やかな黄緑色をしており目の周りが白くなっていくことからメジロという名前が付けられました。

ウグイスほど有名ではありませんが、メジロの鳴き声も美しく愛好家の間でより美しく鳴くメジロを競い合わせる「鳴き合わせ会」といった会も開催されています。

メジロは花の蜜や果汁が大好きなこともあり春先には梅の木にその姿を見る機会が多くあります。

ウグイスのさえずりを聞いて庭を見ると梅の木にメジロが止まっており、メジロの鮮やかな黄緑色を見てメジロをウグイスと思い込んでしまう方も多いと言われています。

 

Japanese white-eye. 初夏のメジロ。

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まとめ

ウグイスとメジロはどちらも小さく美しい鳴き声をしている鳥です。

ウグイスは警戒心が強く人前にあまり姿を現さないことと、メジロの外見が一般的にウグイス色と呼ばれている鮮やかな黄緑色であることから、メジロをウグイスと間違える方も多くいます。

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