ウグイスの鳴き声といえば「ホーホケキョ」という美しいさえずりですよね?
ウグイスはその美しいさえずりで私たちに春の訪れを知らせてくれる身近な存在としても親しまれています。
今回はそんなウグイスの鳴き真似をすると言われている鳥たちのご紹介です。
ウグイスの鳴き真似をする鳥たちとは?
春の訪れとともに聞こえてくるのが「ホーホケキョ」というウグイスの美しいさえずりです。
春告げ鳥とも呼ばれているウグイスの鳴き声を聞き、私たちは春の訪れを実感していますが、自然界にはこの美しいウグイスの鳴き声を真似できる鳥がいると言われています。
鳥の中でも鳴き真似上手と言われるモズと、七色の美しい声を持つと言われるガビチョウです。
それぞれの鳥の特徴を詳しく見ていきましょう。
鳴き真似上手のモズ
モズはウグイスとは反対に、日本に秋を告げる鳥とされており全長20センチとスズメよりやや大きく、ワシのような頑丈なくちばしと鋭い爪を持っています。
モズは平地や川原などのほか住宅地といった場所でも繁殖可能な鳥で、高鳴きと呼ばれる鳴き声で自分の縄張りを主張します。
モズはウグイスをはじめヒバリなど様々な鳥の鳴き真似をするのが得意で、鳴き真似のレパートリーが豊富にあることから漢字では百舌と書かれています。
七色の声を持つと言われるガビチョウ
ガビチョウは全長25センチ程度とさらに大きく、全身茶褐色のずんぐりとした可愛らしい体型が特徴の鳥です。
平野部や竹林などに生息しており、特に人家近くの里山に多く生息していますが、薮の中で繁殖が行なわれるためガビチョウの姿を見るのは難しいと言われています。
ガビチョウの最大の特徴はその美しいさえずりと言われています。
七色の声を持っており、森の中にこだまする鳴き声は多くの人々を魅了するほど美しいと言われており、ウグイスだけでなくオオルリの鳴き真似をすることもあると言われています。
まとめ
ウグイスは「ホーホケキョ」という美しいさえずりをする鳥としても有名ですが、その美しいさえずりを真似する鳥としてモズやガビチョウがいます。
どちらの鳥も日本国内で越冬する鳥として知られており、ウグイスだけでなく他の鳥の鳴き真似もできると言われています。
特にガビチョウは美しい七色の声を持っている鳥として、中国で重宝されています。