ウグイスは、春になるとホーホケキョと鳴き始め、秋ごろまでその鳴き声が聞こえます。
冬場になると、その鳴き声は聞こえなくなりますが、ウグイスはハクチョウなどと同じ渡り鳥の仲間でしょうか?
調べてみました。
ウグイスは渡り鳥なのか?
ウグイスは、春先から秋の終わりにかけてホーホケキョと鳴きますが、冬場は渡り鳥のように移動をしているというわけではありません。
では、冬場にはウグイスはどうしているのかというと、普通に暮らしています。
竹林や草むらなどに巣を作り、エサとなる昆虫などが少なくなるので、かわりに木の実や種などを食べて暮らしているそうです。
ウグイスはなぜ春に鳴くのか?
ウグイスのホーホケキョという鳴き声は、ウグイスが繁殖期になると鳴く声です。
春になると繁殖期になり、自分の縄張りをアピールして、他のウグイスや鳥に対しての威圧と、メスを呼び寄せるためにホーホケキョと鳴きます。
繁殖期は、秋の終わりまで続くため鳴き声は秋までは聞こえるのですが、冬場はエサが少なくなるということもあるからか、繁殖期ではなく鳴き声をださずに暮らしているそうです。
渡り鳥とは?
渡り鳥というのは、季節によって過ごしやすい場所やエサが取れる場所へと移動を繰り返す鳥です。
日本で有名な渡り鳥には、ツバメやハクチョウなどがいます。
渡り鳥は、夏鳥と冬鳥にわかれており、夏鳥は繁殖のために日本にやってきて、冬鳥は冬を越すために日本にやってくる鳥に分類されています。
ツバメは、軒下などに巣を作りヒナを育てるので、日本で繁殖をする夏鳥に分類され、ハクチョウは冬になると日本にやってくるので冬鳥に分類される渡り鳥です。
まとめ
ウグイスは、冬場になると鳴き声を聞かなくなるので、渡り鳥と思っている人もいますが、冬場は静かにくらしているため、渡り鳥というわけではありません。
ホーホケキョという鳴き声は、繁殖期の鳴き声で、繁殖期が終わった冬場は鳴かなくなります。
渡り鳥は、季節によって移動をする鳥で、ツバメやハクチョウなどが渡り鳥に分類されています。