ウグイスが鳴くころになると、徐々に暖かくなる季節ですね!
ウグイスは春ごろに鳴くことから昔から「春告鳥」と呼ばれていました。
ウグイスが鳴くのは繁殖のため、縄張りの宣言をするためでもあります。
ホトトギスがウグイスの巣で托卵し子育てをすることがあるようですが、ウグイスもきっと負けてはいないと思います。
そんなウグイスですが、子育ては一体どのようにするのか…。
調べてみました。
ウグイスの子育て
ウグイスはオスとメスで一緒に子育てするのではなく、オスはメスが守る巣を外敵から守る役割をしているようです。
基本的に子育てはメスの役割みたいですね!
外敵から守っているオスの声を聞くと、メスは餌を探していても巣に戻ってヒナを守るのです。
ウグイスは一度に4~6個の卵を産み、2週間程度で孵化するようです。
ヒナの巣立ちも早くて、生まれてから2週間程度で自立してしまうようです。
ウグイスの天敵と餌
天敵は小型の猛禽類がほとんどで、時にはホトトギスに巣を奪われて子育てができない場合もあるようです。
ウグイスはあまり強い鳥ではないですが、頑張って生きていることには変わりありません。
餌は、小型の虫を主に主食としています。
木の実や種子も食べることがあります。
冬の間は虫が冬眠してしまうため、木の実や種子を食べて過ごしているようです。
昔はウグイスを飼っていた!
現在でも外国から輸入されたウグイスは飼うことは可能なようですが、種類が決まっているようなので、飼う時は事前に調べるようにしましょう。
日本では長い間、ウグイスを飼うという文化があったようです。
鳴き声を競わせる大会も行われていたようです。
ですが、1980年に乱獲が懸念されるようになり、全面的に飼うことが禁止になりました。
まとめ
ウグイスはオスとメスで一緒に子育てするわけではない事が分かりました。
オスは巣の周りで外敵から守り、卵やヒナを守り、餌などの世話をするのはメスの役割です。
そして、ヒナの自立も早い事が分かりましたね。
人間などの哺乳類では考えられないことですが、2週間程度で巣立ちをしてしまいます。
このように、ウグイスは子孫を残していくのですね。
天敵は小型猛禽類がほとんどなようですが、ホトトギスに巣を取られてしまうことで子孫が残せない時も本当にあるようですね。
昔は日本でもウグイスを飼うことができていたようですが乱獲が心配されたため現在では、外国から輸入されたウグイスしか飼うことができないようです。
ですが、法律も厳しくなっているので輸入されたものだからと安易に購入するのも危ないかもしれません。
万が一ウグイスを飼う時は細心の注意を払うようにしてくださいね。