ウグイスは、日本では馴染みのある鳥で昔の絵にもウグイスが描いてあったり、俳句や歌などにもなっています。
そんな日本人に親しみのあるウグイスはいったいどんなものを食べて生活をしているのでしょうか?
調べてみました。
ウグイスの主食
ウグイスは雑食性の野鳥なので、何でも食べます。
主食となる食べ物は、季節によって異なり、春から秋の終わりにかけては昆虫を主食としているようです。
バッタやトンボ、コオロギのほかにもクモやミミズなども食べており、ヒナなどを育てる際にはアオムシを与える事が多いようです。
冬になると、昆虫が少なくなると、落ちている木の実や種などを主食にしているようです。
ウグイスの餌付け
餌台などを設置をして、野鳥などにエサを与える場合は、自然にあるエサを使うようにしましょう。
具体的には、果物などが良くて、市販されているとりのエサなどは自然にあるエサをつかっている場合もありますが、配合をしてある自然には無いエサをつかっているものもありますので、市販されているものは使わないほうがよいでしょう。
ウグイスの子育てと托卵
ウグイスの子育ては、メスが行います。
ウグイスのオスは、子育てや巣作りには参加をせず、縄張りの周囲を見張り、さえずりによって周囲を威圧したり、縄張りのメスに敵が来たことを知らせる役目をしています。
産卵がおわったあと2週間ほどでヒナが孵化をし、巣立ちまで2週間ほどかかります。
卵からヒナが孵化をするまでに、ホトトギスによって托卵をされてしまう場合もあり、托卵の際に卵を巣から落とされてしまうそうです。
ホトトギスのヒナが孵化をすると、ウグイスのほかの卵をすべて巣から落とすそうで、ウグイスのメスが運んでくるエサをほとんど食べるためなのでは無いかといわれています。
まとめ
ウグイスの主食は、昆虫やクモなどが主食になります。
冬場は昆虫が少なくなるので、木の実や種などを食べるようになります。
産卵をしたあとにホトトギスによって托卵されることもあり、巣の卵がすべて巣から落とされることもあります。