春先から秋の終わりにかけてホーホケキョと鳴くウグイスは繁殖期でオスがメスを呼ぶために鳴いているそうです。
ウグイスは、群れをつくらないので仲間に危険を知らせるために鳴いたりということはないようです。
ウグイスに似ている野鳥でメジロという鳥がいますが、ウグイスとのつながりはあるのでしょうか。
ウグイスの生活
ウグイスは、寿命が8年ぐらいといわれており、基本的には竹林に巣をつかって生活をし、ムシやクモ、ミミズなどを食べて、寒くなると木の実などを食べるようになります。
群れを作って生活をすることはありませんが、自分の縄張りに入ってきたメスと共寝をして子供を作ります。
縄張りに入ってきた複数のメスと共寝をする一夫多妻制をとっています。
ウグイスの仲間
ウグイスの仲間とされる野鳥はメボソムシクイやオオヨシキリ、ヤブサメ、キクイタダキなどがいます。
ウグイスに似ている鳥には、メジロと呼ばれている鳥がいます。
メジロは、ウグイスと色や大きさが似ていますが、目の周りに白い模様があるのが特徴で、ウグイスと同じスズメ目に属してはいますが、メジロ科とウグイス科でわかれています。
ウグイスの生態
ホーホケキョと鳴くのが特徴で、日本では昔から慕われているウグイスですが、人前にはほとんど姿を表わすことがない警戒心の高い鳥です。
ウグイスを見たことがあるという人は、メジロなどのウグイスに似ている鳥の可能性も高いかもしれません。
竹林に巣を作ることが多く、山の高い場所で暮らしており、寒い時期になると低い位置に移動をして生活をします。
エサは雑食性でなんでも食べ、昆虫やクモ、ミミズを繁殖期にはよく食べ、冬場にエサが少なくなると果物や種などを食べるようになります。
まとめ
ウグイスの仲間にはメボソムシクイやヤブサメなどがいますが、よく間違えられるメジロはウグイスの仲間ではありません。
一年中みることができる鳥ですが、ホーホケキョと鳴くのは春先から秋の終わり頃までとなっています。